日タイ高校生ICTフェア(TJ-SIF2022)に参加しました
12月21~23日にタイ王国プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールチェンライ校(PCSHS Chang Rai)で開催された日タイ高校生ICTフェア(TJ-SIF2022)に、本校の学生3名が参加しました。このイベントは、タイのPCSHS12校、日本のスーパーサイエンスハイスクール、高専の学生・教職員が集い、ICT/IoT分野等における研究活動成果の発表や文化交流を行うもので、タイ教育省基礎教育委員会(OBEC)が両国の学生の国際交流を目的として開催しています。
本校から参加した3名は、「The Development of the System Monitoring Weather in Construction Sites(建設現場で利用可能な気象観測ロボットの開発)」というテーマで参加し、口頭発表やその質疑、ポスター発表での討議を英語で行いました。この研究では、熱中症で倒れる危険性の高い建設現場の作業員に対し、熱中症の危険性が高まったことをさまざまな方法で知らせて未然にそれを防ぐシステムの開発を行いました。
イベント期間中は会場となった学校の寮に滞在し、タイの学生や日本の他校の学生と一緒に過ごしました。最終日には、グループでフィールドトリップをして、そこで得られたことから革新的なことを考えるワークショップもありました。タイの風土や環境に触れ、さらに自分たちで問題や課題を見つけだして考えるという、普段の授業では得られない体験ができました。
ウェルカムパーティーではタイ舞踊や民族楽器で盛大に迎えられ、現地の文化に触れることができました。また、フェアウェルパーティでは、タイの民族衣装、日本の法被や浴衣等、各自の伝統衣装を装ったスタイルで交流を行いました。
研究活動成果を発表するだけでなく、英語を用いた交流を体験し、お互いの文化等の違いを楽しく経験することができました。
タイのプラユット首相も出席して行われた開会式の様子
ポスター発表の様子