「自動運転レース体験講座」を開催しました
3月13日に本校にて、豊橋技術科学大学の主催、本校ソーシャルイノベーション・サポートセンターの共催による「自動運転レース体験講座」が開催されました。昨今、特定の条件下におけるドライバーレス走行(レベル4)の試験運行が国内でも始まっており、自動運転の実用化に向けての動きが加速しています。本講座では、自動運転技術を実践的に学ぶため、演習を交えて自動運転技術の一部を体験しました。
自動運転の基礎的な学習では、自動運転システムのレベル分けや自動運転に必要となる「認知」「予測・判断」「操作」の各プロセスにおいて必要となる技術の紹介等がされ、自動運転に関する知見を広げることができました。さらに後半に行った実装を見据えたシミュレーションにおいては、想定されるコースをどのように走行するのかという「走行軌跡」や「速度制御」を調整しながら早く走行できるパターンについて、各自プログラムを編集してシミュレーション上で自動運転させ、その走行時間を競い合いました。
参加者からは、「自動運転に関する関心が高まった」や「道路上で実証する前にシミュレーションを重ねることの重要性を学んだ」「各系に限らず幅広い技術が必要だと感じた」などの声をいただき、自動運転や関連する技術の理解を深める講座となりました。