本校専攻科生が令和6年度応用物理学会 北陸・信越支部 学術講演会において発表奨励賞を受賞
専攻科生産環境システム専攻2年の坂本翔馬さんが令和6年度応用物理学会 北陸・信越支部学術講演会において発表奨励賞を受賞しました。
この賞は、応用物理学の発展に貢献しうる優秀な一般講演論文を発表した若手研究者に対し、その功績を称えることを目的として授与されます。
12月7日に三条市立大学にて開催された令和6年度の講演会では80件の一般投稿があり、その内の4件の発表に対して発表奨励賞が授与されました。
坂本さんは、低温大気圧プラズマ処理が繊維織物の染色性に与える影響に関する研究の発表を行い、その発表内容や質疑応答が評価されて受賞者に選ばれました。
【講演題目】
低温大気圧プラズマから供給される荷電粒子が繊維織物に及ぼす影響
【著者】
坂本 翔馬(発表者)
(共著:野沢 拓登、知久 颯馬、山田 大将)
【講演概要】
低温大気圧プラズマ処理は、繊維織物の染色性を向上することが報告されているが、そのメカニズムは解明されていない。この研究では、繊維織物と染料の組み合わせを変えることで、プラズマ処理効果が変化することを明らかにした。さらに、結果の分析から、プラズマから供給される荷電粒子と染色性変化の関係性を考察した。