【GEAR5.0】「iPadアプリ作成&Sonyの「MESH」体験講座」を開催しました
令和5年11月16日に「iPadアプリ作成&Sonyの「MESH」体験講座」を県立長野図書館3F信州・学び創造ラボにて開催いたしました。
当日は、富山高専の秋口俊輔准教授を講師に迎え、長野県内の特別支援学校の教員、作業療法士など4名の参加者と、長野高専のGEAR5.0プロジェクト参画教員2名も加わり、富山高専の学生4名のサポートのもと、iPadを使ったアプリ作成とSonyのMESHの体験をしました。
今回初めてアプリの作成を体験した参加者は、「プログラムを順番に考えていくのが面白かった。自分でコードを書いたり、どのような構造になっているのか深く学んでみたいと思った」と、ワークショップを通じてアプリ作成への興味・関心が深まった様子でした。
また、昨年のワークショップに続き今回が2回目となる参加者からは、「前回はmacを使ってiPadアプリを作成したが、今回はiPadだけでできるので、後日個人で試したり、生徒に伝えることで、高専がやっていることが広がっていくと感じた」と、今後の発展に向けたご意見をいただきました。
MESHについても、「自分で思った通りに動かしやすく、しかも簡単だったので、遊び感覚で楽しくできた」と、参加者に有意義な体験をしていただくことができました。
今後も地域の教育・医療の諸課題の解決に寄与できるよう、活動を続けてまいります。
【開催概要】
イベント名:「iPadアプリ作成体験講座」
開催日 :令和5年11月18日(土) 13:00~16:00
会場名 :県立長野図書館3階 信州・学び創造ラボ
参加者 :支援技術(AT)に関わる当事者・支援者・関係者など
講師 :秋口 俊輔准教授(富山高専 電子情報工学科)
主催 :長野工業高等専門学校・富山高等専門学校
協力 :長野県教育委員会・長野県社会福祉協議会・長野県作業療法士会
GEAR5.0プロジェクト
GEAR5.0プロジェクトは、国立高専機構の「Society5.0未来技術人財」育成事業の「未来技術の社会実装教育の高度化」(GEAR5.0)における「介護・医工」分野において、「持続可能な地域医療・福祉を支えるeAT-HUB構想※1 とAT技術者育成による共生社会の実現」をテーマとした事業であり、熊本高専を中核拠点校、長野高専他3校を協力校として令和2年度より開始をしている事業です。
GEAR5.0プロジェクトについて
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/gakumu/Society50_KOSEN_GEAR5.0.pdf
※1 eAT-HUB構想
従来の支援技術(AT)が対象としている心身機能の障がいに加えて、障がい者を取り巻く環境や社会をも対象にした、共生社会形成を支援することを目標とし、GEAR5.0プロジェクトの参加校を各ブロックのHUB校として設置し、全国高専のネットワークを通じて共生社会の形成を支援する構想。
全体の様子
Sonyの「MESH」を体験する参加者
参加者のサポートをする富山高専の学生