【GEAR5.0】出張!富山ワークショップ「Card to Speech」を開催しました
令和5年11月25日(土)、長野高専GEAR5.0プロジェクトは、支援技術(AT)に関する機器の開発体験ワークショップ「Card to Speech(紹介動画)」を富山高専射水キャンパスにて開催致しました。
今回のワークショップは、富山高専と共催で、長野高専GEAR5.0プロジェクト参画教員4名が富山高専射水キャンパスに出張しました。富山県内の特別支援教育に携わる教職員等5名が参加し、富山高専の秋口俊輔准教授と、富山高専の学生と共に、部品の取り付けやハンダ付けを行い、機器の製作を行いました。
参加者からは、「発話がない児童が、自由に要求を伝えるために使えたらいいと思う」「発語に代わるコミュニケーションツールとして、特別支援学校での自立活動の授業等で活用したい」等、Card to Speechの教育現場での実用性に関する声を多くいただきました。
また、「カードの中身を変えれば幅広い使い道がある機器だと思った」とのご意見から、改良を続けることで、さらに活用の幅が広がることを感じました。
今後も、AT機器の開発を通し、教育・医療・福祉分野の地域課題の解決のために活動を続けてまいります。
長野高専は、国立高専機構の「Society5.0未来技術人財育成事業・GEAR5.0」の「介護・医工」分野において協力校として活動しています。
【開催概要】
イベント名 :出張!富山「Card to Speech」~AT機器開発体験ワークショップ~
開催日 :令和5年11月25日(土)
会 場 :富山高等専門学校 射水キャンパス
参加者 :支援技術(AT)に関わる当事者・支援者・関係者など
主 催 :富山高等専門学校 長野工業高等専門学校
協 力 :富山県教育委員会 長野県教育委員会
長野県社会福祉協議会 長野県作業療法士会
全体の説明
機器の組み立て
はんだ付け作業子