【GEAR5.0】「支援技術(AT)に関する機器の開発体験ワークショップ」〜第6回「Card to Speechの製作」〜を開催しました。
8月11日に長野高専GEAR5.0プロジェクトは、「支援技術(AT)に関する機器の開発体験ワークショップ」〜第6回「Card to Speechの製作」〜を県立長野図書館3階 信州・学び創造ラボにて開催しました。
第5回に引き続き、今回も「Card to Speech」の製作を実施しました。Card to Speech は、カードをかざすと、カードに記録されている言葉を利用者の代わりに発話してくれる機器です。
県内外から4組5名の教員と関係者及び作業療法士の方々にご参加いただき、3名の学生スタッフと共に、機器内部への部品の取り付けから、電子部品のハンダ付け作業まで行い、機器を完成させました。製作後のアンケートでは、「発話のない自閉の生徒が他者とのコミュニケーションに使えたらいいと思う」「発声の難しい神経難病の患者さんが自分の名前を言ったり挨拶する際に使ってみようと思う」等、現場に携わる参加者から具体的な活用方法が挙げられました。
長野高専は、国立高専機構の「Society5.0未来技術人財育成事業・GEAR5.0」の「介護・医工」分野において協力校として活動しています。
【開催概要】
イベント名:「Card to Speech」~AT機器開発体験ワークショップ~
開催日 :令和5年8月11日(金)
会場名 :県立長野図書館3階 信州・学び創造ラボ
参加者 :支援技術(AT)に関わる当事者・支援者・関係者など
主 催 :長野工業高等専門学校
協 力 :長野県教育委員会
:長野県社会福祉協議会
参加者のアシスタントとして活躍する学生スタッフ
製作の様子