【GEAR5.0】出張!上越ワークショップ「Card to Speech」を開催しました
3月9日に上越市福祉交流プラザにてAT(支援技術)機器開発体験ワークショップを開催しました。今回は長野高専の教員2名と学生2名が新潟県上越市に出張し、カードをかざすと発話する機器「Card to Speech」の製作を行いました。参加者は新潟県内の教育・医療・福祉関係者11組12名でした。
「ハンダ付けは初めての体験で難しかったですが、とても楽しかったです」「これほどの支援機器を製作から完成まで提供していただけることが大変ありがたいです」と、参加者から高評価をいただくことができました。また、「学生さんが手伝ってくれて本当に助かりました」と、サポート学生への感謝の声も多くいただきました。「発語困難がある子に対し、発話の楽しさを感じてもらう上で使えそう」「コミュニケーションの支援機具として使いたい」等の感想から、製作した機器が参加者を通して学校・医療・福祉の現場で活用されることを期待できると感じました。
来年度以降はAT&D Lab.(https://atdlab.jp/)として活動を継続していく予定です。今後も、AT機器の開発を通し、地域課題の解決のために活動を続けてまいります。
※1 Card to Speech紹介動画
【開催概要】
イベント名:出張!上越「Card to Speech」
開催日: 令和6年3月9日(土)
会 場:上越市福祉交流プラザ
参加者:支援技術(AT)に関わる当事者・支援者・関係者など
主 催:長野工業高等専門学校
協 力:エプソンアヴァシス株式会社・マリモ電子工業株式会社 (五十音順)
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