【GEAR5.0】AT機器開発体験ワークショップ「つなが~る」を開催しました
3月2日に本校にてAT(支援技術)機器開発体験ワークショップ「つなが~る」を開催し、県内外の教育・医療・福祉関係者9組13名の参加がありました。
「つなが〜る」は、市販のスイッチや自作のスイッチを接続して、スイッチ操作をUSBキーボードの各種キーや、マウスの右クリック、左クリックに変換してパソコンを操作できるようにする機器です。普段使い慣れたスイッチを接続して、パソコンを自由に操作することができます。最大で11個のスイッチを接続することができます。
参加者からは、「支援につながる技術を学ぶことができた」「初心者でもわかりやすくできた」と好意的なご意見をいただくとともに、「肢体不自由の患者様とPCゲームやiPadの操作をしたい」「わずかな母指の動きが可能なCVA(脳梗塞)患者とのコミュニケーションツールとして使いたい」等、製作した機器の具体的な使い道が挙げられました。
来年度以降はAT&D Lab.(https://atdlab.jp/)として、地域の教育・医療・福祉の課題解決に寄与できるよう活動を継続していく予定です。
【開催概要】
イベント名:AT機器開発体験ワークショップ 「つなが~る」
開催日:令和6年3月2日(土) 13:00~16:00
会場名:長野工業高等専門学校 図書館2階視聴覚教室
参加者:支援技術(AT)に関わる当事者・支援者・関係者など
主 催:長野工業高等専門学校
協 力:長野県教育委員会 長野県社会福祉協議会 長野県作業療法士会
協 賛:エプソンアヴァシス株式会社 マリモ電子工業株式会社(五十音順)