【GEAR5.0】「第4回AT情報交換会」を開催しました
2月24日に「第4回AT情報交換会」を開催しました。当日は、長野県内の特別支援学校の教職員と関係者3校6名と、長野高専GEAR5.0プロジェクト参画教員5名オンライン双方向会議システムによる情報交換会を実施しました。本校の取り組み事例の紹介では、学生チームが開発したAT機器の説明動画を紹介しました。参加者間では、意見交換や現場でのお困りごとなど新たなニーズ提言が行われました。
【目的】
AT技術を必要とする「現場」の方々のご意見やご要望、工夫などは非常に有益な情報となります。 そこで、障害者、介助者、特別支援学校の関係者など、障害と密接に関係する方々を交えた情報交換の場を定期的に設けています。
これまでに、現場ニーズ調査の集計結果の報告、その解決技術の紹介、また参加者が困っていることやその解決方法、工夫などの情報交換を重ねて参りました。また、ニーズ調査で要望の多い内容について、本校で支援機器を製作し、実際に現場で使ってもらう取り組みの経過報告なども行っています。
【概要】
1. 開催日時 令和5年2月24日(金) 15:00~16:30
2. 開催方法 Zoomオンライン会議システムによる双方向会議
3. 内 容
①自己紹介
②本校のこれまでの取り組み成果
・音声点字学習教具
・点字タイピング練習アプリ
・点字打ち直しピンセットの復刻
・お急ぎお呼び出しボタン
③本校学生の参画によるお困りごと解決の取り組み事例のご報告
・電子制御工学科5年生 卒業研究での取り組み
・電気電子工学科4年生 創造工学実験での取り組み
・機械工学科4年生 創造工学実習での取り組み
④第4回ワークショップの実施報告
~カードをかざして、発話する機器「Card to Speech」の製作~
⑤事前にご連絡頂いた内容についての意見交換 ほか