国際会議7th STI-Gigakuにおいて本校学生2名が受賞
国際会議「The 7th International Conference on "Science of Technology Innovation" 2022(7th STI-Gigaku)」(主催:長岡技術科学大学)が11月18日に開催され、生産環境システム専攻2年・若林蒼さんの発表が "Best Research Presentation Award "を、電気電子工学科5年・丸山早瀬さんの発表が "Best Research Presentation Award by Sumitomo Riko Company Limited (住友理工賞)"を受賞しました。
国際会議STI-Gigakuは、国連の「17の持続可能な開発目標(SDGs)」の達成を目的に、これらの機関との連携により、研究成果を発信・共有し、教育研究の展開、国際的ネットワークの形成に取り組むものです(長岡技術科学大学HPより)。
若林さんは、"Machinability Evaluation of Ti2AlC Ceramics in Lathe Cutting" という題目5分間の英語での発表をオンラインで行いました。この研究は、長岡技術科学大学 精密加工・機構研究室との共同研究です。内容は、金属とセラミックスの両方の性質を併せ持つMAX相セラミックスの一つ、Ti2AlCセラミックスの旋盤での切削性について調査をしたものになっています。Ti2AlCセラミックスは工具寿命が伸びる、加工時間や加工コストを抑えられるなどの利点から従来のセラミックスに代わると期待されている新しい材料です。
丸山さんは、"Application of newly developed plastic scintillator to calorimeter" という題目で英語のポスター発表を現地で行いました。 内容は、素粒子物理学実験への応用に向けた、放射線で光る蛍光物質(プラスチックシンチレータ)の開発に関するものです。これまで使われなかった材料に着目して、大量生産性が高く形状自在なプラスチックシンチレータの開発を進めました。
校長室訪問の様子