技術支援部・加藤正幸技術専門職員が「長野県職業能力開発協会長賞」を受賞
技術支援部の加藤正幸技術専門職員が、長野県職業能力開発協会より「令和4年度信州の名工・優秀技能者表彰式」に於いて、長年の技能検定委員業務への尽力に対し、「長野県職業能力開発協会長賞」を受賞しました。
技能検定とは、働く上で身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度で、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、中央職業能力開発協会が委託され、各分野での技能の習得レベルを評価する国家検定制度です。 試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と称することができます。
加藤技術専門職員は、技能検定1級(機械加工・普通旋盤加工、および機械保全・機械系保全作業)の資格を有し、機械加工・放電加工・機械製図CADの技能検定に検定員として尽力しています。また、学内でも担当している機械工作実習を多くの学生に興味を持ってもらうために知識と経験を活かし技術指導に尽力しています。
加藤技術専門職員は、技能検定1級を取得し、実務経験が15年間以上あることから「モノづくりマイスター」の認定も受けており、「これからも、地域貢献に尽力しながら、機械工作に興味を持つ学生を増やし技能検定に挑戦してもらいたい」と話しました。
長野高専では、今年度は女子学生を含む2名の学生が技能検定2級(機械加工・普通旋盤)に合格しています。