長野高専Aチームが8年連続となる全国大会出場決定!(高専ロボコン2022地区大会)
高専ロボコン2022関東甲信越地区大会が10月16日に栃木県立県南体育館で開催されました。今年の競技テーマ「ミラクル☆フライ~空へ舞いあがれ~」は、3年ぶりの対戦型競技で、ロボットが紙飛行機(自作)を飛ばして様々なオブジェクトに乗せて点数を競います。関東信越地区の9高専、10キャンパスから20チームが参加して熱戦を繰り広げました。
本校のAチーム「信州ずくだせランド」は、遊園地の「カイトフライヤー」をモチーフにした投射機構で回転により生じる遠心力を使って紙飛行機を飛ばすロボットを製作しました。Bチーム「鶴紙様」は「鶴から鶴を飛ばす」という強い思いで、ロボットも紙飛行機も見た目にとことんこだわったロボットを製作しました。
地区大会では、両チーム共に予選グループ敗退となりましたが、持ち味を十分に発揮することができました。Aチームは動きのあるダイナミックな投射機構で観客の注目を集めると共に、同じ機構で近くや遠くのオブジェクトに紙飛行機を投げ分けて乗せるという技術力の高さを見せることができました。Bチームは金属製の折り鶴が羽ばたく様子や、折り鶴の翼からサブの鶴型紙飛行機が飛び立ったり、扉が開いてメインの鶴型紙飛行機が飛び出したりする等、多彩な動きで会場を沸かせました。これらのアイデアやデザイン性が高く評価され、Aチームは「アイデア賞」、Bチームは「デザイン賞」を受賞しました。さらに、Aチームは特別賞(ローム株式会社)、Bチームは特別賞(株式会社安川電機)を受賞しました。また、Aチームは、推薦枠として全国大会出場を決めました。長野高専が全国大会に出場するのは8年連続となります。