【GEAR5.0】「第3回AT情報交換会」を開催しました
9月9日に「第3回AT情報交換会」をオンライン双方向会議システムにより開催しました。
【目的】
AT技術を必要とする「現場」の方々のご意見やご要望、工夫などは非常に有益な情報となります。 そこで、障害者、介助者、特別支援学校の関係者など、障害と密接に関係する方々を交えた情報交換の場を定期的に設けています。
これまでに、現場ニーズ調査の集計結果の報告、その解決技術の紹介、また参加者が困っていることやその解決方法、工夫などの情報交換を行ってきました。また、ニーズ調査で要望の多い内容について、本校で支援機器を製作し、実際に現場で使ってもらう取り組みの経過報告なども行ってきました。
【概要】
1. 開催日時 令和4年9月9日(金) 15:00~16:30
2. 開催方法 Zoom オンライン会議システムによる双方向会議
3. 内容
①自己紹介
②本校のこれまでの取り組み成果
・ こころトーク https://youtu.be/sxkVQ5z_qHc
・ Card to Speech https://youtu.be/zupcnwio8c0
・ あいうえおキーボード https://youtu.be/1Xkp__Znh-8
③本校主催の第三回ワークショップ,連携校(富山高専)主催のワークショップのご紹介
④本校学生参画による取り組みのご紹介
⑤事前にご連絡頂いた内容についての意見交換
当日は、7校21名の参加者とZoom会議による情報交換会が行われました。本校の取り組み事例の紹介や現場でのお困りごとなどについて、参加者間で意見交換や新たなニーズ提言などが行われました。冬季には、第4回AT情報交換会を予定しています。
※GEAR5.0プロジェクト
国立高専機構の「Society5.0未来技術人財育成事業・GEAR5.0」の「介護・医工」分野において、「持続可能な地域医療・福祉を支えるeAT-HUB構想とAT技術者育成による共生社会の実現」をテーマとした事業であり、熊本高専を中核拠点校、長野高専を拠点校として令和2年度より開始をしている事業です。
※eAT-HUB構想
従来の支援技術(AT)が対象心身機能の障がいに加えて、障がい者を取り巻く環境や社会も対象にした、共生社会形成を支援することを目標とし、GEAR5.0プロジェクトの拠点校を設置し、全国高専のネットワークを通じて共生社会の形成を支援する構想。