【GEAR5.0】「支援技術(AT)に関する機器の開発体験ワークショップ」〜第3回「こころトークの製作」〜を開催しました
8月6日に長野高専GEAR5.0プロジェクトが「支援技術(AT)に関する機器の開発体験ワークショップ」〜第3回「こころトークの製作」〜を県立長野図書館3階 信州・学び創造ラボ にて開催致しました。
第3回は、「こころトーク」の製作を実施しました。こころトークは言葉を発することが難しい人、人前だと話せない人、そんな人たちの代わりに自分の気持を話してくれる機器です。「こころトーク」は、市販のUSBキーボードを接続して使います。USBキーボードとスピーカーを接続して、キートップの平仮名を入力することで発話機能(音声合成モジュール)します。
当日は特別支援学校の教員と関係者の6組10名にご参加いただき、長野高専GEAR5.0プロジェクトの参画教員と進められました。参加者の方々には、それぞれご持参いただいたUSBキーボードと、「こころトーク」を繋ぎ、発話機能を確認する場面では、実際にスピーカーから、話す言葉が聞こえると安心する姿や喜びの場面が見られました。イベント後のアンケ―トでは、「初心者でも完成させることができ良かったです。」・「部品が分かりやすく整理されていて製作しやすい」・「高専の技術協力で子供たちの生活が豊かになると思って嬉しい限りです。」というお言葉もいただきました。
また、次回のワークショップにも是非参加したいとの意見も多くみられました。今後のワークショップも、地域の支援技術(AT)関係者のニーズに沿った、有意義なイベントを計画しております。
長野高専は、国立高専機構の「Society5.0未来技術人財育成事業・GEAR5.0※」の「介護・医工」分野において協力校として活動しています。
※「Society5.0未来技術人財育成事業・GEAR5.0」
URL https://www.kosen-k.go.jp/about/profile/gear5.0-compass5.0.html
【開催概要】
イベント名:AT機器開発体験ワークショップ〜「こころトークの製作」〜
開催日時 :令和4年8月6日(土) 13:00~16:00
会場名 :県立長野図書館3階 信州・学び創造ラボ
参加者 :支援技術(AT)に関わる当事者・支援者、関係者など
製作物 :「こころトーク(あなたの代わりにおはなしをする機器)」
主 催 :長野工業高等専門学校
協 力 :長野県教育委員会、長野県社会福祉協議会
参加者への説明の様子
制作中の様子