日本設計工学会 設計コンテストで、長野高専チームが4連覇
11月27日に日本設計工学会主催の「設計コンテスト2021」の成果発表会が開催され、電子制御工学科5年の宮下隼さん・石澤巧望さんのチームが優勝を、同じく小林思音さん・武田素直さんのチームが準優勝を受賞しました。長野高専としては本コンテスト4連覇となります。
本コンテストは、コンセプトづくりに始まり、外観のデザイン、モールド部品の設計、スイッチの力学計算、幾何公差の設定、公差解析などを行い、最終的に3DAモデル(公差情報を付加した3Dモデル)までを完成させます。今年のテーマは「モバイルプロジェクタの外装設計」で、審査では設計上・加工上での工夫や完成度が高く評価されました。
入賞した本校の学生たちは,電子制御工学科5年生で履修する機械設計法で幾何公差・公差解析を修得し、さらに地元企業の信濃化学工業様の工場見学をすることでモールド部品を現場から学び、それらをコンテストでの設計に応用することができました.