ロボコン部
- キャンパスライフ -ロボコン部では秋に開催される高専ロボコン大会に向けて先輩・後輩関係なく、チーム一丸となって日々活動しています。
高専ロボコンとは、全国の高専生が、毎年異なる競技課題に対し、アイデアを駆使してロボットを製作し、その成果を競う大会です。
競技課題は、紙飛行機を飛ばしたり、フルーツを収穫したりと毎年変わるため、すごく大変ですがとてもやりがいがあります。
活動内容
春にルールが発表されると、まずはアイデア出しを行います。
アイデア出しでは他に類を見ない長野高専ならではのアイデアを出し合い、製作するロボットの方針を明確にします。
アイデアが決定すると、ロボットを製作します。
製作は機構班と回路班の大きく二つに分かれて行います。
機構班は、3DCADを用いたロボットの設計、部品の加工、組み立てなどを行い、ロボットの体となる部分を作ります。
ロボットは主にアルミ部材で作られており、授業で教わるより前にボール盤や旋盤などの工作機械を使った加工を経験できます。
自分の設計した機構が組みあがり、動いた時の達成感は大きいです。
回路班は、基板や回路全体の設計、組付け、調整などを担当します。
回路の構想、基板設計や基板加工、はんだ付け、プログラミング、ロボットの動作調整など、ロボットの電装全般を扱います。
電子工作等の経験者はもちろん、未経験から始め大会で活躍しているメンバーも数多く在籍しています。
機構班・回路班の他にも、スケジュール管理などを行うマネージャーや、ロボットの装飾を行う部員など、ロボットの製作に直接関わらない部員も多く活躍しています。
ロボット完成後は、本番同様の操縦練習や細かな調整などを行い、大会本番を迎えます。
大会には、チームの代表者数名がメンバー、ピットクルーとして出場します。
大会では競技を行うだけでなく、他高専のロボットを間近で見て、説明を聞くこともできるため貴重な経験になります。
地区大会で結果を残すと、両国国技館で開催される全国大会に出場することができます。
ロボコン部は、全国大会に進出し、両国の舞台で活躍できるように日々精進しています。
大会が終わったオフシーズンには、先輩から後輩への技術継承も行っています。
また、オープンキャンパスや工嶺祭、学外の科学イベント等で、ロボットの説明・展示・操縦体験などを通した広報活動も行っています。
高専の特色を生かして
ロボコン部では低学年のうちから先輩から教わりながら実践的なモノづくりができます。
モノづくり系の活動をしてみたい方、ロボットに興味のある方、ロボットの知識は無いけどロボコンをやってみたい方、ロボット製作はしないけどロボコンに関わりたい方、どんな方でも気軽に覗きに来てください。
寮食堂近くのロボコンプレハブで、お待ちしています!
近年の実績
2024年:ロボたちの帰還
プロジェクト名 |
概要 |
結果 |
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まるくあり隊 |
球体にこだわったロボット。ボールを取る姿、ボックスを回収する姿が特徴的。
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地区大会:
予選敗退・デザイン賞・特別賞 |
.3GRAVITY |
発射台などを使わずにロボット自身のパワーで2.5 m跳ぶアイデアを実現させた。
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地区大会:
予選敗退・特別賞 |
2023年:もぎもぎ・フルーツGOラウンド
プロジェクト名 |
概要 |
結果
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真田。 |
長野県の武将、真田幸村をモチーフに作成。真田君がカモシカに乗った姿のロボット。
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地区大会:
予選敗退・特別賞 |
よっこらShot |
大きなタイヤとソリを用いて豪快に障害物を突破し、伸びるアームを使ってフルーツを収穫する。
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地区大会:
予選敗退・特別賞 全国大会: 予選敗退 |
2022年:ミラクル☆フライ
プロジェクト名 |
概要 |
結果 |
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信州ずくだせランド |
腕の回転による遠心力と電磁石のON/OFFでタイミングを調整し、任意の距離に紙飛行機の投射が可能。遊園地をモチーフにした装飾。
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地区大会:
予選敗退・アイデア賞 全国大会: 予選敗退・アイデア賞 |
鶴神様 |
鶴から鶴を飛ばすというコンセプトにこだわって製作。アルミ材で作った折り鶴が特徴的。
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地区大会:
予選敗退・デザイン賞 全国大会: エキシビションで出場 |