高速信号伝送評価センター
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高速信号伝送評価センターは、令和3年度・国立高等専門学校機構の高度設備利用拠点「Society5.0時代の100GHz超高速信号と電磁材料評価システム」として設立しました。 5Gならびに次世代規格Beyond 5G/6Gや、ビッグデータを処理する大規模データセンターといった、 高速通信を必要とするシステム用のハードウェアの評価が実施できる研究環境を整備し、~100GHz帯の通信を支える 研究に寄与することを目的としています。国内でも最先端な設備を用意することで、高専や大学・企業といった外部機関にも設備を提供して産学官の共同研究を推進し、高速通信分野をリードします。
施設の紹介
ベクトル・ネットワーク・アナライザ
110GHz・4ポートベクトル・ネットワーク・アナライザにより10MHz~110GHzまでのSパラメータやTDR測定ができます。
保有設備 Keysight N5222B+N5292A
誘電率・透磁率測定装置
フリースペース法,平衡型円板共振器,同軸プローブ法により,100 GHzまでの誘電率や透磁率の評価が可能です。
保有設備
フリースペース法 EMlabs FS-330
平衡型円板共振器 Keysight PS-XSN-100
同軸プローブ法 Keysight 85070E
PLTSソフトウェア
PLTSソフトウェアにより、Sパラメータ,TDR,eye diagramによる信号伝送評価が可能です。
保有設備 PLTSソフトウェア Keysight N19301B
簡易電波暗室
2×3mの小型簡易電波暗室により、試作レベルでのノイズ評価が可能です。
保有設備
EMIレシーバ Keysight N9048B
信号発生器 Keysight N5183B
ホーンアンテナ 800MHz~18GHz
CT-Scan装置
直行式CT-Scan装置により、Φ300mm、12kg以下の被測定物の測定が可能です.最大管電圧が225kVであるため、金属も透過することができます。
保有設備 CT-Scan SHIMADZU inspeXio™ SMX™-225CT FPD HR Plus
レーザー顕微鏡
金属や樹脂の表面粗さが測定できます。
保有設備 3D測定レーザー顕微鏡 EVIDENT LEXT OLS5100
高速信号伝送研究会
産学官共同研究グループを作り、高速信号伝送評価センター設備を利用した共同研究を推進します。
主な活動 定例研究会、若手エンジニアや学生を対象とした技術講習会
施設の利用について
機器の利用は有料となっております。機器の仕様詳細とともに利用料金を提示しておりますので、ご確認ください。
施設の利用には予約が必要となります。予約状況を下記のお問い合わせ先までご確認願います。
利用申請には申請書をダウンロードしてご利用下さい。利用の流れについても説明しておりますのでご一読ください。
お問い合わせ先
アクセスマップ こちらをご覧下さい。
電 話 026-295-7444
E-mail kosen-signal-center@nagano-nct.ac.jp