受験ガイド
- 入学案内 -先輩からの高専受験アドバイス集
学力選抜編
過去問を繰り返し解く 一番の近道は過去問かなと思い、過去問を解いて出題傾向をつかむようにしました。最初は難しさに面食らいましたが、解けるようになると自信が身につきました。
理解できるまでチャレンジ 中学の教科書だけではわからない問題が多いので、先生に聞いたり参考書を読んだりして、理解できるまで深掘りしました。
数・理・英を重点的に 数学・理科・英語の配点が他教科の2倍だから、まずはこれらの科目の点数が伸びるよう時間を割きました。
実際の試験時間内で解いてみる 実際の試験と同じ時間内で過去問を解いて、時間をうまく配分できるように練習しました。本番を想定した練習のために過去問のうち1回分は解かずに取っておけば良かったかもしれません。
夜はしっかり寝る 体調を崩して勉強ができなくなるのが最大のロスでした。眠さを我慢して毎日2時間の夜更かしをするよりも,頭も体も元気な時間帯を最大限有効に使う方が結果的に勉強が進むと思います。
ルーティンをつくろう 勉強の前に一曲聴く、25分勉強/5分休憩のタイマーを使う、川の音などの環境音を聞きながら勉強するなど、勉強中に必ずおこなうルーティンを作ると、そのルーティンによって自然と集中モードに切り替えられるようになりました。
推薦選抜編
早い学年から熱心に取り組む 3年生の9教科の評定合計36以上が推薦選抜の受験資格です。でも3年生の成績は2年生までの積み重ねが効いてきますので、早い学年から頑張って勉強しておいて良かったです。
面接の練習は念入りに 自分の時は、なぜ長野高専に入りたいのか、入ってどんな勉強・活動をしたいのか、将来の目標、学校が求める人材像と自分とどこが合っているか、などを聞かれました。セリフを覚えるのではなく、自分の心から自然に話せるようになるまでしっかり練習した方が良いと思います。僕は中学校の先生と家族に練習相手になってもらいました。面接時の動作も自然にできるまで繰り返し練習した方が良いです。
耐調管理に気をつける 体調が悪いと動作・表情・言葉に出るよと先生に教わり、1週間くらい前からは受験に向けて体調を上げていくようにしました。
受験までの流れ
受験前に工嶺祭や体験授業(オープンキャンパス)、授業公開など、実際に高専に来て見て触れて、どんな雰囲気なのか感じることも大切です。
自分に合った系や、目指したい姿、目標にしたい人に出会えるかもしれません。
先輩からのメッセージ
長野高専の入試では数学、理科、英語の教科の点数が倍になるので国語と社会も勉強しつつ、特にこの教科を重点において勉強して下さい。
当日はとても緊張すると思うので、何度も練習して試験までに完璧にしましょう。筆記試験も毎年同じような問題なので、10年前までの問題まで解くと完璧!!
自分の苦手な内容を克服して合格目指してファイト!! 学校の先生や家族、友達が応援してくれているので自信を持って臨んでください。健闘を祈ります。
留年をする人は昔と比べるとぐっと減ったようです。試験の出来はある程度フォローしてもらえるけど、提出物を全然出さないのはフォローしきれなくなるので、やっぱりコツコツ勉強する習慣が大切だと思います。
受験勉強で学んだことは高専に入ってからも必ず生きてきます。それに、受験勉強を頑張ったことによって「時間の大切さ」「今まで経験したことのない勉強量」が心に染み付き、人として成長できたと思います。一緒に高専ライフを送れる日を待っています。
受験時、周りのみんな頭が良さそうに見えるかもしれませんが、自分らしく自信を持って受験に臨んでください!
私は推薦選抜で不合格になり、学力選抜で合格しました。元から勉強は好きな方ではないので、受験勉強はとても辛かったし、推薦選抜で落ちた時はもう諦めようかとも考えました。ですが「手遅れなんてことはない」と信じて、ギリギリまで頑張りました。皆さんも受験にあたり、不安に思っている人が多いと思います。ですが、最後まで頑張ったら、それはちゃんと受験の時に力になってくれます。高専での生活はとても楽しいですよ! 皆さんが高専に入学してくるのを楽しみにしています。頑張ってください!
数学、英語、理科が特に大切です。ですが、国語と社会は苦手な子も多いのでしっかりやっておくと逆転できるかもしれません! 頑張ってください!!
長野高専は楽しい学校です。進路で迷ったオープンキャンパスや工嶺祭に参加してみてください。長野高専の楽しさが伝わるはずです!